各塗装鋼板の塗膜劣化現象とインピーダンス値との相関関係に関する研究

小林 弘明; 山下 勝也; 林 直宏; 片岡 泰弘; 興戸 正純

doi:10.3323/jcorr.64.82

論文

各塗装鋼板の塗膜劣化現象とインピーダンス値との相関関係に関する研究

小林弘明, 山下勝也, 林直宏, 片岡泰弘, 興戸正純

著者情報

キーワード: インピーダンス, 塗料, 鋼板, 塗膜劣化, 腐食促進試験, 塩水噴霧試験, 促進耐候性試験, 複合サイクル試験

ジャーナルフリー

2015 年 64 巻 3 号 p. 82-90

DOI https://doi.org/10.3323/jcorr.64.82

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抄録

各塗装鋼板を用いて，3種類の腐食促進試験を実施し，EIS法と表面観察による評価を行った．インピーダンスの経時測定により，塗膜に発生する膨れやクラックの存在を検知できることがわかった．また，簡易的な塗膜劣化判定手法として，インピーダンスの時間微分を計算し，その変化率を求めた.この結果，インピーダンスの変化率の推移から，塗装仕様によらず明確に塗膜劣化を検知できる可能性があることがわかった．

責任著者(Corresponding author)

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