酸性塩害試験における腐食挙動に及ぼす溶液濃縮過程の影響

宮原 良太; 藤林 亘江; 小森 務; 宇城 工

doi:10.3323/jcorr.65.458

論文－材料と環境2016速報論文特集－

酸性塩害試験における腐食挙動に及ぼす溶液濃縮過程の影響

宮原良太, 藤林亘江, 小森務, 宇城工

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キーワード: 複合サイクル腐食試験, アルミニウム, ステンレス, 酢酸, 人工酸性雨, 濃縮, アノード分極, カソード分極

ジャーナルフリー

2016 年 65 巻 11 号 p. 458-461

DOI https://doi.org/10.3323/jcorr.65.458

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抄録

近年問題となっている酸性雨やAl合金の腐食を調査するために酢酸や硝酸を含む酸性溶液を用いた複合サイクル腐食試験 (CCT) が用いられている．これらの試験におけるAl合金とステンレス鋼の腐食挙動に及ぼす溶液濃縮の影響について検討した．溶液濃縮に伴うCl⁻，NO₃⁻，CH₃COO⁻の濃縮変化やpHの変化を調査した．濃縮溶液中でのカソード・アノード電流を測定し，腐食試験との対応を明らかにした．

責任著者(Corresponding author)

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