日本電信電話株式会社
東京電機大学
東洋大学
2019 年 68 巻 11 号 p. 321-325
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通信のために地下に多くの設備が存在するが,鋼管においては内面の腐食による劣化が懸念される.本稿においては,実環境に近いと想定されるマンホールに鋼管から作成した供試体を設置し,4年間に亘り重量減少量を検査することで腐食速度を実測した.その後供試体に対しSEMによる観察およびX線回折を確認するとFeOOH,Fe3O4,Fe(OH)2CO3から成る緻密層が存在した.ここから腐食速度は時間の1/2乗に比例しうると考え,モデル式の係数を確認した.
防蝕技術資料
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