日本電信電話株式会社 NTT先端集積デバイス研究所
日本電信電話株式会社 NTTデバイスイノベーションセンタ
2019 年 68 巻 4 号 p. 88-91
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高強度鋼の水素脆化による破断時間の統計解析によって,水素脆化の進行挙動を推定できる可能性がある.本研究では確率過程モデルを用いて破断時間を統計解析し,劣化速度を表す推移確率λ(t)を求めることで水素脆化の進行挙動を推定した.解析の結果,λ(t)は試験開始直後に急低下し,その後一定値になると推定された.この挙動は一般的な水素侵入挙動とは異なり,破断時間は試験片中の水素量のみで一義的に決まらないことが示唆された.
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