国立研究開発法人 海洋研究開発機構
一般財団法人 電力中央研究所
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
2020 年 69 巻 6 号 p. 169-174
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本研究では,マルチスケール大気海洋結合モデル(MSSG)の気象コンポーネントに飛来海塩輸送計算モジュールを実装した上で,海塩粒子の生成と輸送を計算できるCFDモデル(NuWiCC-ST)の結果を取り込むことで飛来塩分量の腐食環境を100 mメッシュ解像度で高精細に視覚化できる新たな方法論を確立した.実際に,千葉県銚子市を対象とした腐食環境マップを作成し,ドライガーゼ法による飛来海塩量観測データとMSSGによるシミュレーション結果の比較により開発した手法の信頼性を確認した.
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