国立研究開発法人物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 解析・評価分野 耐食材料グループ
名古屋工業大学 大学院工学研究科 工学専攻
2022 年 71 巻 11 号 p. 308-311
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塩化物イオンを含む水膜下でtype304ステンレス鋼の不働態皮膜の成長挙動および局部腐食の発生・進行に及ぼす反応系での酸素濃度の影響を電気化学インピーダンス法により検討した.酸素濃度が増大するほど,不働態皮膜は厚く皮膜抵抗は小さくなった.不働態皮膜破壊後の局部腐食進行時には,酸素濃度の増大に伴い酸素還元反応が促進されるため,母材の溶解が再不働態化よりも優位となり,局部腐食の進行は促進された.
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