2022 年 71 巻 6 号 p. 180-182
RBM(リスク基準保全手法)により設備のリスク評価を実施する際,腐食や設備の専門家が損傷機構予測を行ってきた.しかし,膨大な腐食環境に対し完全な評価は難しく,専門家人口の減少が予想される.そこで予測精度の向上を目的として,2種類のパイソンコードによるAIシステム(RBS(ルールベースシステム)及び決定木解析)により金属材料の劣化機構を予測するシステムを開発した.工場・装置・材料・化学環境等の少ない情報から金属材料の172個の損傷機構を予見し,化学成分を得てRBMを効率良く実施管理する方法を提案する.課題として予測精度を減じる文字情報が多すぎることである.