論文ID: jcpt.1203
学術大会への参加者増加を検討するための基礎的データの収集として,第7回日本循環器理学療法学会学術大会の参加者に対してアンケート調査を実施した.参加者の属性に基づく参加率の傾向や学術大会へのニーズに関連する項目に焦点を当てて集計を行った.その結果,参加者の各種属性により参加率や参加目的に一定の傾向を認め,特に一般会員の現地参加率の低さが目立った.学術大会の満足度は,いずれの属性においても高い満足度が確認された.参加率の少ない属性を持つ会員のニーズを考慮した学会企画や広報活動が重要と考えられた.