弘前大学教育学部
1994 年 17 巻 1 号 p. 37-45
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新学習指導要領の実施にともない,家庭生活や食物領域が重視されている。選択領域となった被服領域は,より総合化された新しい形で教育実践が求められている。それは科学的,実践的な態度を育成することを重視する指導のあり方である。筆者らは,このねらいをもって布の快適性を中心に,これに関わる因子である布地表面の静止空気層に着目し,湿度勾配法を用いて,体験的に観察させる教材を提案した。小学校5年生を対象として,保温性と透湿性の他に換気,清涼感を考慮した授業設計を行った。
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