埼玉県農業技術研究センター
2023 年 92 巻 3 号 p. 266-267
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ゴマの収穫適期を解明するため,圃場栽培と経時的調査で成熟の進行と裂蒴による収穫ロスを評価した.その結果,収穫ロスが最小となるのは平均的には圃場の50%の株の蒴果が1つ以上裂開する裂蒴期頃であるが,品種による差異があり,少分枝型で節当たり3蒴果の品種ではこれより少し早く,多分枝型の品種では主茎蒴果のみの調査からは,少し遅く収穫するとロスが少ないと考えられた.また,機械体系で実施されている蒴果を脱離させて強制乾燥する方法は,慣行の株ごと収穫し乾燥させる方法よりも収穫適期幅が狭かった.
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