東京農工大・農
p. 29-30
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収穫期間中のキュウリの急性萎凋は、梅雨期の降雨が数日続いた直後の晴天日に多く発生し、その発生は多窒素、低照度条件で生育したキュウリやウイルスに感染したキュウリに多いことが認められている。今までの研究の結果、急性萎凋は、吸水と蒸散の不均衡による葉の水ポテンシャルの低下が引き金となって、茎の水の通導抵抗が著しく増加することによって発生し、水の通導抵抗の増加は茎の導管に形成さるチロシスによると考えられた。
日本作物学会関東談話会報
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