日本作物学会関東支部会報
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33 小麦「農林61号」「バンドウワセ」の倒伏予測
倉井 耕一木村 守遠山 明子相吉沢 秀夫
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p. 75-76

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抄録
小麦の倒伏は品質低下の大きな要因であり、登熟期の降雨による被害も倒伏によってさらに助長される。前回までの報告において、生育量が不足すると予想される場合は茎立期あるいは茎立後20日における追肥が効果的で、追肥可否の判定もしやすいことなどを示した。しかし生育量が多い場合の倒伏防止については、明確な対策がまだ確立されてなく、今後の重要な課題である。今回は茎立期あるいは茎立後20日の生育診断によって、対策の目安となる倒伏の程度を予測できることが明らかになったので報告する。
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© 1995 日本作物学会関東支部
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