東京農工大学農学部
p. 46-47
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
葉身の老化が遅く光合成速度を高く維持する性質は、作物が高い乾物生産量と高い収量をあげるために重要である。葉身の老化過程における光合成速度の低下には根の機能、特に根の窒素吸収とサイトカイニン合成が影響することが考えられているが、その影響の実態はまだ明らかではない点が多い。そこで本研究では、(1)サイトカイニンと窒素を根から注入するための水稲の単純な実験系を作り、(2)この実験系を用いて、根から注入したサイトカイニンと窒素が老化過程の葉身の光合成速度に及ぼす影響を検討した。
日本作物学会関東談話会報
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら