日本作物学会関東支部会報
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18 蒸散速度、根の表面積が水稲の水の通導抵抗に及ぼす影響 : 「葉ざし」水稲を用いて
平沢 正保谷 奏歌大川 泰一郎
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p. 48-49

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抄録
水稲は湛水状態に生育していても、蒸散速度の大きくなる晴天日の日中には気孔開度が減少して光合成速度が低下する。このような光合成速度の日中低下には根の水の通導抵抗が大きな影響を及ぼす。しかし水稲の根の水の通導抵抗の実態については、まだ不明な点が多い。本報告は根の水の通導抵抗の実態を解析するための端緒として、「葉ざし」水稲を用い、蒸散速度と根の表面積が水の通導抵抗に及ぼす影響を検討した。
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© 2003 日本作物学会関東支部
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