日本作物学会関東支部会報
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31 レタス種子発芽におよぼすIAA、IANの影響
浅野 伸一磯部 勝孝藤井 秀昭坪木 良雄
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p. 61-62

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抄録
インドール-3-酢酸(IAA)の前駆体のひとつであるインドール-3-アセトニトリル(IAN)はアブラナ科に特有に存在し、作用としてオーキシン様活性があり、その活性はIAAに変換されるためといわれている。また、IANを与えるとアブラナ科以外の植物でもオーキシン様活性を示すことが知られているが、植物により活性を示すもの、または、活性を示さないものもあると報告されていると同時に、演者らは、ホウレンソウ(アカザ科)にIANの存在が示唆されたことを報告している。そこで、IANの特性を知るために、生物検定のレタス発芽試験を用いて、IAAとIANがレタス種子発芽と根および下胚軸伸長に及ぼす影響について検討した。
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© 1994 日本作物学会関東支部
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