抄録
これまでに、われわれはビデオ映像および2Dアニメーション映像を用いて、車両の接近速度弁別能力検査システムを構築した。若年者および高齢者を対象として、その能力を検査した。しかし、このシステムは車両の大きさや周囲の環境は再現できるが、現実とは異なり両眼性の奥行き知覚情報を完全に再現できない。そこで本論文では、システムを2Dアニメーション映像から3Dアニメーションへ変更し、同様な検査を試みた。その結果、2Dアニメーション映像の結果と同様に、高齢者は若年者と比べ車両速度を誤って認識していることを明らかにした。