日本小児臨床薬理学会雑誌
Online ISSN : 2759-9256
Print ISSN : 1342-6753
抗けいれん薬・向精神薬服用妊婦より出生した新生児の管理の研究-全国アンケート調査における検討-
伊藤 進河田 興大西 喜久子大西 鐘壽日下 隆磯部 健一
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1998 年 11 巻 1 号 p. 87-90

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抄録
小児科のてんかんや精神病をもつ妊婦に対する分娩前のカウンセリングの現状,新生児の管理方法および母乳保育についてアンケート調査を行なった。その結果,産婦人科医の50%以上の医師がそれらのカウンセリングの経験を持つが,小児科医は約10%程度であった。管理については,約半数が一般新生児と同様の管理をしていた。その他は,奇形のチェックリストや薬物血中濃度を測定しての管理の報告であった。新生児離脱症候群のチェックリストを利用している施設は6施設のみであった。自由記載のところで,母乳中濃度を含む薬物血中濃度の健康保険適応を望む声があった。母乳保育については,てんかんの母親では産婦人科医も小児科医も約40%が原則的に可能としていた。精神病の母親については,約30%であった。しかし,問題点は同じ文献を記載した医師が母乳保育について同じ結論にしていなかった点であった。
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© 1998 日本小児臨床薬理学会
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