日本小児臨床薬理学会雑誌
Online ISSN : 2759-9256
Print ISSN : 1342-6753
新生児集中治療室 (NICU) で使用する薬剤のビリルビン遊離作用の研究;添付文書の記載
新居 広一郎岡田 仁伊藤 進川本 昌平杉野 政城近藤 健夫加藤 育子西庄 佐恵小谷野 耕佑安田 真之岩瀬 孝志日下 隆
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2017 年 30 巻 1 号 p. 48-52

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抄録
目的:本邦の新生児集中治療室(NICU)で使用される薬剤のヒト血清アルブミンからのビリルビン遊離作用の有無を明らかにするために,NICUで使用されている薬剤を選定し添付文書の記載について調査を行った。方法:NICUで使用する薬剤の選定方法はNICUマニュアル第5版,Pediatric & Neonatal Dosage Handbook (18th edition),Manual of Neonata lCare (7th edition),Neonatal and Pediatric Pharmacology (3rd edition)を基にし,本邦で利用可能なものを選択した。続いてそれぞれの薬剤について添付文書のビリルビン遊離作用と蛋白結合率の記載の調査を行った。結果:113薬剤が選定された。ビリルビン遊離作用に関する記載があるものは2薬剤のみであり,遊離作用の有りと無しの各1薬剤であった。蛋白結合率に関連した記載は39薬剤に認められ,10薬剤が90%以上の蛋白結合率を有していた。結論:ビリルビン遊離作用の有無に関しては,113薬剤中2薬剤のみに添付文章の記載が見られた。
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© 2017 日本小児臨床薬理学会
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