環境化学
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試料平均化採取・GC/MSによる揮発性有害大気汚染物質自動分析装置の開発
田邉 潔前田 恒昭星 純也泉川 碩雄森田 昌敏
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2001 年 11 巻 1 号 p. 51-64

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抄録
大気中に微量存在する揮発性有害大気汚染物質の濃度を, キャピラリーカラムGC/MSで長期間観測するための自動分析装置を開発した。大気試料は, 数時間~1日毎の平均濃度を測定するように, ステンレス製試料採取容器に定流量で加圧採取した。測定値に連続性を持たせるために, 2つの容器に交互に試料採取した。健康影響評価に必要とされる年平均濃度を効率よく求めるために, 1日毎に試料を平均的に採取することにし, 装置の基本性能について検討した。
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© 日本環境化学会
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