環境化学
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第14回ダイオキシン国際会議―有機塩素化合物研究の最新動向―
アリンソン グレーエム上岡 真由美
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1995 年 5 巻 1 号 p. 95-123

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抄録
現在, 地球生態系のあらゆる場所で, 多塩素化ジベンゾ-p-ダイオキシン, ジベンゾフラン, そしてビフェニル類の残留が確認されている。これらの物質の環境における残存性, 生物濃縮, 毒性の観点において特に最近数十年にわたり重要視されており, これらに関する環境汚染問題を討議し, 最新の研究報告を交換するため, 第14回ダイオキシン国際会議 (第14回塩素化ダイオキシン, PCB, ならびに関連化合物国際シンポジウム) が, 1994年11月21日から25日まで京都において開催され, 総数335 (登録数) の口述及びポスターによる発表が行われた。シンポジウムを構成する全12部門のうち, 4部門 各国の規制の動向, 分析方法, 環境レベル, 極地環境の研究動向をレビューし, また, 発表全リストを掲載する。
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© 日本環境化学会
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