筑波大学医学医療系整形外科 水戸赤十字病院整形外科
筑波大学医学医療系整形外科
2018 年 30 巻 4 号 p. 549-552
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12歳以下の先天性筋性斜頚21症例を学童期群6例と幼児期群15例に分け比較検討した.学童期群には胸鎖乳突筋の両端切離を,幼児期群には下端切離を行った.術後可動域制限の遺残・再発は学童期群0例(0%),幼児期群4例(26.7%)であり,学童期群で低い傾向があった.学童期群では術前に側屈制限のみを呈する症例が多く,乳幼児期の発見が困難であった可能性が示唆された.術式は胸鎖乳突筋の両端切離が有効と思われた.
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