旭川医科大学整形外科学教室
2019 年 31 巻 2 号 p. 198-203
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膝蓋骨骨折術後の膝蓋下拘縮症候群に対し手術治療を施行したので報告する.55歳,女性.左膝蓋骨下極粉砕骨折に対し他院で手術を施行されたが,膝関節可動域制限と膝蓋骨低位が進行したため当科へ紹介された.当科初診時,膝可動域は0-95度,X線検査で膝蓋骨変形癒合および膝蓋骨低位を認めた.脛骨粗面前進移行術を施行した.最終経過観察時にextension lagはなく,膝関節可動域は0-150度へと改善した.
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