東日本整形災害外科学会雑誌
Online ISSN : 2433-569X
Print ISSN : 1342-7784
学術集会発表論文
多発性骨髄腫に対する整形外科の関与
脇 智彦加藤 剛石井 宣一本橋 正隆渡邊 伶奈渕岡 佑亮
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キーワード: 多発性骨髄腫
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2020 年 32 巻 4 号 p. 557-560

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抄録

多発性骨髄腫(multiple myeloma: MM)は整形外科で初療する例もある血液内科疾患だが,当院で2016年4月から3年間でMMと診断された77例のうち,当科が関与したのは13例だった.ADL障害を呈す病的椎体骨折を発症した4例にballoon kyphoplasty(BKP)を施行した.MM治療の早期から,病的骨折診断など整形外科と血液内科との密な連携が重要である.

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© 2020 東日本整形災害外科学会
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