慶應義塾大学医学部整形外科
2020 年 32 巻 4 号 p. 618-622
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
Bellmansらは過度なスポーツ活動は,膝内反モーメントの増大により内側骨端線が早期閉鎖し,脛骨内反が起こる可能性を述べている.生理的なレベルを逸脱した脛骨内反は,将来の変形性膝関節症の発症リスクとなる.症候性ならば矯正骨切り術を行い,下肢機能軸および脛骨近位内反角を正常化すべきである.われわれは症候性脛骨内反変形に対して両側高位脛骨骨切り術を施行し,良好な結果が得られた1例を経験したので報告する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら