昭和大学医学部整形外科学講座
2023 年 35 巻 1 号 p. 22-26
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SCORPION® NEOで治療を行った鎖骨遠位端骨折22例の術後臨床成績を調査した.術後平均挙上角度は約160°で全例骨癒合が得られたが,半数の症例で術後肩鎖関節脱臼の合併症を認めた.脱臼例はCraig-田久保分類のtype IIbとtype Vに生じ,骨折型に応じ烏口鎖骨靱帯再建を併用することで合併症の発生率低下が期待でき,臨床成績の向上に役立つと考えられた.
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