いわき市医療センター
2023 年 35 巻 1 号 p. 60-63
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比較的まれな外傷性後脛骨筋腱脱臼に対して手術療法を行い,良好な結果が得られた症例を経験したので報告する.54歳男性で1 mの高さの段差を飛び越え,左足で着地した際に左足関節を背屈,内がえし強制されて受傷した.MRI,単純CT,3D-CTを用いて診断し,腱溝形成術とDas De法に準じた手術療法で治療した.術後1年経過時点で症状は改善し,再脱臼なく経過は良好である.
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