昭和大学医学部整形外科学講座
2023 年 35 巻 2 号 p. 128-131
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小児指尖部切断に対してBrent変法を行い良好な成績を得られた1例を経験した.症例は2歳女児で,右小指指尖部切断(石川分類subzone II)であった.受傷当日にBrent変法を行った.切断指の表皮を剥離した後,切断端に縫合し,小指球の皮下ポケットに埋没した.術後18日に皮下ポケットより抜去し,指尖部の生着を確認した.術後1年で,機能面と整容面ともに良好であり,可動域は健側と同程度まで回復した.
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