東日本整形災害外科学会雑誌
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学術集会発表論文
大腿骨頚部骨折に対する骨接合術後に発生する大腿骨転子下骨折についての検討
窪塚 貴哉金子 哲也筑田 博隆
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2024 年 36 巻 1 号 p. 24-29

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抄録

【目的】大腿骨頚部骨折に対する骨接合術に起こる大腿骨転子下骨折の発症状況の評価である.【対象・方法】大腿骨頚部骨折に対して骨接合術を施行した症例のうち,術後6ヵ月以上経過観察可能であった70例で,後ろ向きにカルテ記載から調査項目を評価した.【結果】大腿骨転子下骨折は2例で発症しており,発症時期はそれぞれ術後3週と8週であった.【結論】大腿骨転子下骨折は術後平均5.5週で非外傷性に発症していた.

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© 2024 東日本整形災害外科学会
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