竹田綜合病院
由利組合総合病院
東北大学整形外科教室
2024 年 36 巻 1 号 p. 30-32
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Fat pad sign(FPS)は,肘関節内骨折を見分けるうえで重要な単純X線所見である.しかし,初期研修医はFPSの診断に難渋するケースが多い.初期研修医のFPSの診断一致率は61.7%,初期研修医で整形外科研修群は64.2%,未研修群は54.4%と研修を行うことで診断率が高かった.整形外科研修をすることでFPSの理解率が高くなる.診断率を向上させ知識を定着するには複数回研修をすることが有用と考えられる.
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