東日本整形災害外科学会雑誌
Online ISSN : 2433-569X
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学術集会発表論文
股関節の骨形態異常が大腿骨近位部骨折の骨折型に与える影響の検討
小川 裕生清水 智弘髙橋 大介岩崎 倫政
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2025 年 37 巻 1 号 p. 62-64

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抄録

発育性股関節形成不全症(DDH)や大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)などの股関節骨形態異常が,大腿骨近位部骨折の骨折型に与える影響について検討した.頚部骨折群ではDDH有病率が,転子部骨折群ではFAIの有病率が高かった.骨折型によりリスクとなる股関節の形態的異常が異なることが示唆された.

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