2016 年 23 巻 2 号 p. 147-149
目的:当科でのdouble plate法の治療成績を検討する.
対象と方法:対象は2010年4月~2015年5月までに手術を施行した19例である.Mayo Elbow Performance Score(MEPS),肘関節可動域,tilting angleの健側に対する差(健側差TA),骨癒合,合併症を評価し,年齢,AO分類,受傷から手術までの日数,医師の経験年数,手外科専門医の有無,使用機種,尺骨神経前方移行の有無,健側差TA,術後外固定期間のMEPSに対する影響度合いを重回帰分析を用いて検討した.
結果:MEPS85.5,肘関節可動域は伸展-16.1°,屈曲129°,健側差TA-6.58°,全例で骨癒合あり,尺骨神経障害4例,皮膚障害2例を認めた.MEPSに対して有意に影響を与える因子は,手外科専門医の有無であった.
まとめ:double plate法は上肢手術に熟練した医師が行うか介助することが望ましいことが示唆された.