林業経済研究
Online ISSN : 2424-2454
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「緑の雇用」事業による人材育成と「資源の利用期」下での課題
三木 敦朗
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2018 年 64 巻 1 号 p. 4-13

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抄録
「緑の雇用」事業を中心に,近年の林業労働者の人材育成の意義と限界について論じた。同事業によって就業前から新規就業・ベテラン層までの人材育成制度が整えられ,事業体内でも人材育成が意識されるようになったことは,林業の近代化にとって意義があった。一方で,人材育成の成果として期待される労働安全と賃金水準の向上については,課題が残される。「資源の利用期」には林業の「成長産業」化を実現するために,生産性の向上に資する人材育成が求められると予想される。しかし,生産性の高まりと並行して森林管理の水準が高まらねば生産力は破壊力に転化する。公的関与のもとでの人材育成は持続可能な森林管理を目標とすべきである。
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© 2018 林業経済学会
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