2016 年 13 巻 1 号 p. 9-11
LUNA骨盤底トータルサポートクリニックにおける初診患者の性交痛の確率は14%で欧米の性交痛とほぼ同じ確率であったが、このうち性交痛を主訴に来院した患者は、性交痛を有する患者の9.5%と少数であった。骨盤底障害である腹圧性尿失禁、過活動膀胱、骨盤臓器脱に関係する性交痛は、36.2%であり、膀胱痛症候群に起因する粘膜障害に関係する性交痛 35.2%と同等の確率であることが示唆された。治療としては女性ホルモン、フラクショナル炭酸ガスレーザー、骨盤臓器脱手術、骨盤底リハビリテーションが性交痛の改善に有効であった。