2016 年 13 巻 1 号 p. 12-14
骨盤臓器脱(Pelvic Organ Prolapse :以下POP)の保存療法では、骨盤底トレーニング(Pelvic Floor Muscles Training :以下PFMT)や生活指導、リングペッサリーの使用が主となるが、尿失禁に対するPFMT効果の研究に比較するとその報告数は少なく、6ヶ月以上のスパンで経過を追った論文は殆どない。今回はリング使用者と不使用者における長期での理学療法フォローアップ効果を検討した。その結果、リングの有無に関わらず、長期的スパンにおいても適切な理学療法フォローアップによって骨盤底機能およびQOLが維持または改善されることが示唆された。