日本林学会大会発表データベース
第114回 日本林学会大会
セッションID: J05
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T4 日中協力による中国の森林再生・自然環境改善をめぐって(第3回)
中国における大都市近郊林の経営タイプに関する研究
瀋陽市を事例として
*関 慶偉李 士権魚住 侑司加藤 正人植木 達人まく りゃん王 賀新
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抄録
森林資源の増加と保護ために、1998年から中国には全森林は公益林と商品林を分類されている。新たな林業分類経営政策に伴い、商品林(経済林)の比率が下がしており、公益林(環境林)の比率が増加しており、あるいは商品林は公益林へ転換することが必要になっている。本研究では、瀋陽市の近郊に存在する公益林と商品林を目的として三つの経営タイプを調査し、大都市近郊林に対して、商品林は公益林へ転換するルートを明らかにすることである。調査の結果により、‘封山育林’の経営技術を採用した、公益林の経営目的である老寺溝林場には林分蓄積は高い、成熟林の比率は高い、林分構成は天然林に似ている。‘封山育林’の経営技術を用いて、瀋陽市では商品林は公益林へ転換することができるといえる。
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© 2003 日本林学会
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