森林バイオマス低コスト搬出のため、人工林素材生産後の残渣(枝葉、梢端部、根元部)を山土場まで集材するシステムについて、またモウソウチクを伐採しチップにするシステムについて調査した。 その結果、残渣は素材生産時に収集しやすいよう路網上に集積し、材価の低い小径材等をバイオマス用とし量の増加を図り、グラップルなどの林業機械で収集する等により低コスト化を図ることがわかった。また竹は、全竹を現地でチップ化するシステムと、短幹に造材して工場に運搬し、チップ化するシステムを比較した結果、現地チップ化が低コストであるとがわかった。