日本森林学会大会発表データベース
第124回日本森林学会大会
セッションID: A13
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経営
可搬型レーザ計測装置による新たな森林調査法
*望月 亜希子
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抄録
森林資源の持続的利用・管理において、対象とする森林の正確な資源情報を把握していることは必須である。しかし、森林の質、量を計測するための森林調査は、未だ人力による手法で労力、費用がかかり、得られるデータは限定的な項目であったり、調査者により精度にバラツキがあったりと課題が多い。そこで本研究では、移動ロボット分野の環境認識技術を応用し、森林調査の省力化、精度向上を目的とした計測装置の開発を行っている。
開発した装置は測域センサを搭載し、森林全体をスキャンすることで従来の調査項目の他、立木位置、階層構造等の情報を自動で入手することが可能である。また、林分構造を3D化し、森林の状態を可視化することができる。計測時間は標準地調査であれば2分程度、精度は直径で2cm以内、従来の森林調査に比べ、作業効率や精度は格段に向上する。
今後、本装置が実用化され普及することで、森林資源現況がより正確に把握されれば、森林の持続的、計画的な管理の一助となると考える。
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© 2013 日本森林学会
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