日本森林学会大会発表データベース
第124回日本森林学会大会
セッションID: A14
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経営
 森林(スギ)の3Dスキャナー計測による樹冠部の資源量推定について
*早川 慶朗
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抄録
持続可能な森林管理において、森林資源及び木材流通における情報化(デジタル化)と情報流通連携は、重要な課題である。3次元レーザスキャナを用いた情報化手法、精度問題を研究し、将来の森林資源管理手法について、スキャナでの測定と、実測(サンプルでの毎木調査)との測定精度誤差の評価研究及び技術検討を行った。 検討を行った結果、3次元レーザスキャナによる樹幹直径、樹高、立木位置の計測精度は実用上問題ないことが明らかとなった。また枝葉部全体が単独の3次元レーザスキャナにより計測できる場合、枝葉よりの反射ポイント数と枝葉の重量にはかなり高い相関が確認できた。この場合の回帰式はY = 0.00006 X + 12.707 (Y : 枝葉部重量、X : 反射ポイント数、スキャナの計測条件は全領域で177.7百万ポイントの分解能、毎秒122,000ポイントの速度)である。しかしながら、求めた回帰式の有効性は、実測事例データの少なさ(サンプル数10本)のため、認めることができない。今後継続して実測データを収集することにより回帰式の精度の向上と有効性を確認することが出来ると考えられる。
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© 2013 日本森林学会
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