日本森林学会大会発表データベース
第124回日本森林学会大会
セッションID: A27
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造林
画像編集ソフトを用いた全天空写真の適正な2値化手法の検討
*齋藤 武史
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抄録
様々な条件で撮影した全天空写真を適切に2値化して解析するための手法を開発する目的で、画像編集ソフト(Photoshop CS4)のレベル補正機能を活用した2値化画像の調整手法について検討した。まず画像編集ソフトのプレビュー画面を見ながら、全天空写真の画像の中で最も明るい遮蔽部分(目視で樹冠や幹と識別できる部分で、境界付近の曖昧な中間色域は除く)をピッカーで探索して黒点に指定し、次に最も暗い開空部分(目視で空と識別できる部分)を探索して白点に指定し、黒点より暗い部分が0,白点より明るい部分が255となるように画像全体の輝度のレベルを補正した高コントラストな画像を作成した。得られた画像を、黒点と白点の中間の輝度を閾値として2値化し、樹冠と空とを適正に判別した2値化画像を得た。この方法で2値化した画像を全天空写真解析ソフト(HemiView 2.1)で解析した結果、従来の2値化手法のアルゴリズムでは適正な2値化が困難とされた撮影条件(プログラムオート撮影等)で撮影した全天空写真からでも、完全曇天日の林内で実測した相対日射量、相対光量子量に相当するサイトファクターを算定することができた。
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© 2013 日本森林学会
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