抄録
11年間行ったことを次の3段階で発表する
1.木寄・簡易集材技術と生産性:マツ枯の集材は昔の修羅の技術を改良したタケシュラとタケ台車、人工シュラを組み合わせて行った。この生産性に加えこれに使用する孟宗竹を運ぶ際に効果的な方法の生産性も算出した。生産性には移動距離と材の重さが関係するためこの指標も取り入れた。
2.マツヤマの雑木皆伐:実生のマツが生えてきたが雑木で日陰となり生育に支障となるので皆伐して集材している。この作業は手作業が多いが、一部タケシュラ等を使用している。この生産性も算出した。
3.つるべ式ヤエン:山頂部に発生するマツタケ土壌には環境浄化材が効果的と考え、これの荷揚げ(10~15kg/袋)にはつるべ式ヤエンを設置している。荷揚げのエネルギー源は雑木などの下す力をを利用している。この荷揚げと荷下ろしの荷重関係も調査した。これまで集材した合計の31トンは紙パルプ用のチップ工場に軽トラで運搬している。
マツタケヤマ再生に向けて:マツタケ発生は初期よりも増加しているが、年毎の気象条件に左右される。発生個所(シロ)を人工的に増加させるためマツタケ種菌づくりを始めた。