日本森林学会大会発表データベース
第128回日本森林学会大会
セッションID: C2
会議情報

学術講演集原稿
日本全国を対象としたスギ、ヒノキ、カラマツ地位指数分布の推定
*光田 靖北原 文章
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

日本全国を対象としてスギ、ヒノキおよびカラマツの地位指数推定モデルを開発し、地位指数分布図を作成した。地位指数は土地の生産力ポテンシャルに関する指標として最も広く使われているものであり、今後予想される皆伐の増加に伴う再造林に際して重要な情報である。そこで森林資源モニタリング調査(現・森林生態系多様性基礎調査)のデータを用いて、我が国の主要造林樹種3樹種について地位指数推定モデルを開発した。開発したモデルは1 km解像度の気象要因と50 m解像度の地形要因を説明変数とする。まず、気象値を入力とする炭素収支にもとづく林分成長モデルを用いて成長シミュレーションを行い、1 km解像度の森林純生産(NPP)分布を推定した。次に、これまでの研究で地位指数に影響を与えるとされる凹凸度および地理座標、傾斜および斜面方位から計算される日射係数を国土地理院発行の50 m解像度DEMから計算した。これらを説明変数として、地位指数推定モデルを開発した。地位指数と地形との関係は、スギとカラマツについては明らかであったが、ヒノキについては不明瞭であった。開発したモデルを用いて、50 m解像度の地位指数分布図を各樹種について作成した。

著者関連情報
© 2017 日本森林学会
前の記事 次の記事
feedback
Top