名古屋工業大学大学院・社会工学専攻
2007 年 2 巻 1 号 p. 11-23
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近年,土のうが基礎構造物の本設工として用いられる事例が増えているが,設計の場面で重要とされる数値解析手法の確立に関する研究はほとんど行われていない。本研究では,松岡らの二次元模型実験結果との比較に基づき,弾塑性有限要素法解析による,土のうにより補強された地盤の数値解析を行った。提案モデルは模型実験の力学挙動をよく表現することができ,実験結果と定性的・定量的によく対応する解析結果を得られた。また,模型実験だけでは測定困難な諸量を明らかにすることができた。
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