家政学雑誌
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ムラサキイガイにおける身入りの季節的変化
澄川 精吾坂本 薫白石 淳
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1985 年 36 巻 4 号 p. 229-233

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抄録
ムラサキイガイの身入りは生殖腺の発達と放卵放精にもっとも影響され, 初夏から夏にかけて最高となり, 冬期に最低となる. 食用に適した時期の判定にはタンパク質, 脂肪, グリコーゲンその他の成分の変化と合わせて考えなければならないが, 身入りと生殖期からみれば, 北部九州では夏季が適当と思われる.
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