日本家政学会誌
Online ISSN : 1882-0352
Print ISSN : 0913-5227
ISSN-L : 0913-5227
北海道産キャベツの遊離アミノ酸含量・組成および栽培条件によるその変動
古館 明洋目黒 孝司
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 53 巻 2 号 p. 199-203

詳細
抄録
作型, 窒素施肥量を異にする条件下において, キャベツの遊離アミノ酸組成の約半分はグルタミンが占めた.遊離アミノ酸含量は, 作型による変動が認められ, 7月取りで8~10月取りに比べて有意に多かった.遊離アミノ酸組成にしめるグルタミンの割合は, 窒素施肥量が増加するにしたがって増加した.キャベツの遊離アミノ酸含量は, 結球外葉頂部の緑色が濃いほど遊離アミノ酸含量が多い傾向にあった.
著者関連情報
© 社団法人日本家政学会
前の記事 次の記事
feedback
Top