人間‐生活環境系シンポジウム報告集
Online ISSN : 2434-8007
第41回人間-生活環境系シンポジウム報告集
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空気質に基づく換気量制御による 講義室での CO2濃度と全熱交換器の省電力効果
*清水 一磨齋藤 輝幸田中 英紀
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p. 123-126

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抄録
講義室のように滞在人数の変動が大きい場合、人数に応じて換気量を制御することによりエネルギー削減が 期待できる。本調査では換気量を空気質に基づいて制御し、室内CO2濃度を夏期では約1,500ppmに、冬期では約 1,000ppmに維持した。この時全熱交換器の電力消費量は、夏期では平均して52%、冬期では34%削減された。ま た夏期において制御機器の感度を高く設定した場合、CO2濃度は約1,000ppmに維持され、電力消費量は平均32% 削減された。
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© 2017 人間‐生活環境系学会
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