2016 年 17 巻 1 号 p. 37-39
保険請求は電子媒体を用いたオンライン請求へと変わった。ところが、レセプト請求という目的のもと、電子化されているにもかかわらず、二次利用しづらいデータ構造となっている。
しかしながら、電子カルテやDPCデータに匹敵するほど、価値のあるデータなのである。
そこで本稿では、レセプト請求データをデータベース化することにより、様々な分析やレポート機能を用いることで、定型フォーマットに必要とする情報を直接出力するなど、事務作業の効率化を図った事例と今後の展望について報告する。