日本医療マネジメント学会雑誌
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地域医療連携推進法人を活用した医師活躍支援の取組み
永澤 昌中西 敏夫
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2021 年 21 巻 4 号 p. 256-260

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抄録

 2014年に国が制度化した「地域医療構想」を具現化する一つの形として、2017年4月に「地域医療連携推進法人」が施行となった。3つの法人が立ち上がったが、その一つが法人「備北メディカルネットワーク」である。

 「備北メディカルネットワーク」は、大命題として「医師確保」を掲げ、それを共通認識とし、地域医療を守っていくために設立されたものである。へき地で働く医師をサポートし、またそのサポート体制を継続する。それにより、地域に医師が働くモチベーションを保てる、また就労した医師が異動する際に「また、戻って働きたい」と思える、環境整備にしっかりと資源を投入することを重要と考えている。

 ここ数年、医師他医療従事者の働き方改革が取り上げられるようになっている。法人の医師支援対策は、先んじての働き方改革の一モデルといってもよい。なかでも、連携強化による魅力作りが大切である。具体的には、学会参加時や長期休暇での代診を支援するシステム、症例検討会などの勉強会の開催、基幹病院から小規模病院への専門医派遣(専門外来、レクチャー)、などである。

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