医療マネジメント学会雑誌
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急性期病棟における身体抑制基準の導入
林 周児大谷 悦子谷本 優子田辺 共子香川 尋子中川 実藤本 俊一郎
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2003 年 4 巻 3 号 p. 371-376

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抄録

急性期病棟における身体抑制を最小限にとどあるため、文献的検討をもとに切迫性、非代替性、一時性からなる抑制の原則と抑制の適応を満たすことが必要な身体抑制基準を作成した。また、インフォームド・コンセントのために作成した身体抑制に関する説明書を用いて身体抑制の必要性、理由、種類、合併症について説明後、医師・担当看護師が署名した同意書に患者・家族からの署名を受けることとした。これらを実際に3ヶ月間使用した結果を分析し、報告する。また、当病棟でおこなっている身体抑制を用いない、転倒・転落防止対策についても、併せて報告する。

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