日本医療マネジメント学会雑誌
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イレウスのアルゴリズムクリティカルパスの開発と効果
野口 華奈子北村 幸子小西 陽子長 久恵田中 静榮吉田 政之
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2007 年 8 巻 2 号 p. 325-329

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抄録
イレウスは様々な原因により、腸管内容物の通過が阻害された状態である。イレウスの治療においては、保存的治療と手術による外科的治療のどちらが適応であるか決定するために、病態のきめ細かい観察と原因の推定が重要である。更に、重症度や治療経過により様々な経過をたどるため、単一のクリティカルパスで対応することは困難である。
当センターでは以下の4つのクリティカルパスを作成し使用している。今回1) の患者用イレウスアルゴリズムクリティカルパスを新しく開発、使用した。
1) 患者用イレウスアルゴリズムクリティカルパス
2) 発症から3日目までのイレウス保存療法・初期治療クリティカルパス
3) 4日目以降のイレウス保存療法・継続クリティカルパス
4) 手術療法クリティカルパス
これらの短期間のクリティカルパスをアルゴリズムクリティカルパスと組み合わせて使用することにより、患者の状態に対応可能なクリティカルパスを提供することができた。また電子カルテ上にクリティカルパスを搭載することも容易になる。
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