抄録
障がい者スポーツへの関わりの程度に障がい者との交流やスポーツの経験が影響を与えるかどうかを分析することを目的にインターネット調査を実施した.10 歳~ 60 歳代の439 名が回答し,障がい者スポーツへの関わりの程度が高い順に,障がい者スポーツに実際に関わった経験をもつ者42 名(9.6%),実際の経験はないがマスメディアの情報
に関心をもつ者174 名(39.6%),これらの経験も関心もない者223 名(50.8%)に分類された.これら3 群をカイ二乗検定により比較したところ,障がい者が身近にいることや自身がスポーツ経験をもつことは障がい者スポーツへの関わりの程度を高める要因となることが示唆された.また,障がい者スポーツへの関わりの程度を高める方策を実施する際には「障害者」よりも「障がい者」の表記が適切であることが示唆された.